バレットジャーナルという手帳術が便利そうですが、ルールが多くありややこしいので5分でわかるように最低限のことだけ解説しています。
バレットジャーナルは「一冊のノートに予定やタスクを一括で管理」する手帳術です。
一括で管理すると、手帳の中身がごちゃごちゃになってしまいます。そこで「ルール」を決めて管理しやすい方法を提唱しています。
マークの付け方や、リストの作り方などおすすめ方法がありますが、基本的に自分の書きやすい方法でOKです。
今回は基本の使い方と基本ルールを5分でわかるようにシンプルにまとめました。
もくじ
バレットジャーナルの特徴
バレットジャーナルはノートの名前ではなく、「記入方法」の名称です。主に箇条書きと記号を使って、予定やタスクそしてメモなどを管理していきます。
バレットジャーナルのメリット
バレットジャーナルのメリットは5つです。
・家事や仕事の効率化
・予定やメモを一括で管理できる
・日によって書く分量を自由に変えられる
・仕事の先延ばしが減る
スケジュール帳だと「予定管理」がメインですが、バレットジャーナルだと、スケジュールに加えて「タスク」や「ちょっとしたメモ」など、ジャンジャン書き込めます。
さらに、後ほど紹介する「記号」の使い方で「タスク管理」や「仕事の効率化」を図ることができます。
ノートとペンがあれば始められる
バレットジャーナルはノートとペンがあればすぐに始められます。手帳サイズのノートがおすすめです。ペンは細字のほうが細かくかけますが、普通のボールペンで大丈夫です。
おすすめはドイツの高級ノート、ロイヒトトゥルムとモレスキンです。
・紙質が良く、下記心地がいい
・持ち運べるサイズ
バレットジャーナルは4つの項目を作るだけ
①インデックス(目次)
すぐに必要な情報へアクセスできるように目次を作ります。
ノートにはページ数を振っておきます。
例えば以前メモしておいたケーキのレシピがどこに書いてあるのか、目次をみればすぐに分かります。
②フューチャーログ(半年~1年の予定表)
通常のスケジュール帳にも1年の予定表がついている場合があります。バレットジャーナルでも同じように作ります。
必要がなければ作らなくても大丈夫です。
③マンスリーログ(月間予定)
スケジュール帳で言うところの月間予定のページです。
一列に日付を書くだけのシンプルなものと、カレンダーのように表を作っているかたもいます。
習慣予定でもOKです。
④デイリーログ(今日の予定・タスク)
デイリーログでは「今日の予定」「やることリスト(タスク)」「ちょっとしたメモ」などどんなことでも書いていきます。
記号の使い方の基本ルール
記号は主に「デイリーログ」で使用します。
「やるべきこと」を箇条書きで書き出して、先頭に「・」を付けておきます。
次に「やるべきこと」が終わったら「・」の上から「✕」に書き換えて完了にします。
もし、当日中にできなかったものは翌日のタスクに移動したり、予定を変更します。それでも終わらないタスクは「本当に必要なタスクなのか?」一旦考えてみましょう。
タスクになかなか手を付けられない場合はタスクを細分化します。
記号の使い方も自由なので自分のスタイルに合うものを採用しましょう。
ルールに縛られると「無理」になる!自由でOK
私のバレットジャーナルです。デイリーのみしか作ってません。
ノートは3冊セットの薄いモレスキンです。
スケジュールは無印良品のマンスリーに記入しています。
一括管理してないし、「箇条書きじゃない」時点でバレットジャーナルとは呼べそうもありません。
でも、予定とタスクを管理して、未消化分は翌日に繰り越す方法はバレットジャーナルと同じです。
私の場合、「箇条書き」と「記号」が私には合っていなかったので使用してません。消化分や転記不要は✕にして、未消化分はサインペンでぐるっと◯つけしてます。
タスクはどうしても多めに書いてしまうので半分くらい消化できれば良しとしています(激甘)
タスクの細分化が苦手なかたにおすすめの方法
なかなか手を付けられないものはタスクをもっと細分化する必要があります。
行動に移せないなら、さらに細かく「するべきこと」を分けると簡単なタスクとなるので手がつけられるようになります。
箇条書きの場合、同じ仕事なのに書いてある場所がバラバラになって分かりづらいので、私の場合はこのように「マインドマップ風」に作ってます。
バレットジャーナルが続かないのはこだわり過ぎるから
バレットジャーナルが続かないかたは、やる気のある初めのころにこだわりすぎる傾向にあります。イラスト入りやマスキングテープなどで可愛くすると手帳に愛着も湧きますしやる気もUPします。私もシールを貼ったりします。
でも、そのこだわりが肝心の「タスクの消化」や「スケジュール管理」の妨げになっているのなら見直してみたほうがいいかもしれません。
まとめ:自分流のバレットジャーナルを楽しもう
バレットジャーナルの最低限の使い方について説明をしました。「箇条書き」や「記号」などのルールがありますが、自分の使いやすい書き方でOKです。
目的はバレットジャーナルという「手帳術」を実践することではなくて、「1日という限られた時間をいかに有効に使うか」や「目標達成」です。
取り入れたい部分だけ取り入れて、あなただけのオリジナルの手帳術に進化させてみてくださいね。
箇条書き手帳術 ロイヒトトゥルム1917ではじめる /実務教育出版/平和堂