【ハードコンタクト】目の乾燥対策でドライアイを防ぐコツ

ハードコンタクトを着けていると、乾燥してレンズが目に張り付いてしまったり、充血してしまうことがありますよね。

ハードコンタクトを装用しているとドライアイになりやすく、最近はスマホやパソコンなどで目が乾燥しているかたが非常に多いです。

今回はドライアイの原因と対処法についてまとめてみましたので参考にしてください。

ドライアイとは

ドライアイは涙の量が足りなかったり、涙の中の油分バランスが崩れることで瞳に涙が行き渡らなくなる病気です。

ドライアイになると

  • 目が疲れやすい
  • 乾いた感じがする
  • コンタクトがゴロゴロする、
  • コンタクトが瞳にくっついてしまう
  • コンタクトが外れやすい
  • 充血する
  • 目が痛い

などの不快感や違和感があります。

ドライアイによって涙におおわれなくなってしまうと目の表面の細胞を傷つけてしまいます。

目の表面には痛みを感じる神経があるので、目が乾燥するとヒリヒリ感などの痛みを感じます。

目がショボショボして見づらくなるとジーッと凝視してみるようになるため眼精疲労が溜まります。また、姿勢が悪くなって肩こり頭痛につながることもあります。

悪化しても失明などはしませんが、日常生活で常に不快感を引き起こし、デスクワークなどの作業効率も悪くなってしまいます。

ドライアイのセルフチェック法

12秒間まばたきを我慢できない場合は、ドライアイの可能性が高いようです。

簡単にセルフチェックできるのでぜひ、12秒間我慢してみましょう。ドライアイは日本人で2,000万人もいるというので驚きです。

順天堂大学医学部附属順天堂医院眼科の村上晶 教授、猪俣武範 助教らの研究グループは、最大開瞼時間(まばたきをできるだけ我慢できる時間)のドライアイスクリーニング検査としての有用性と、新ドライアイ診断基準*1(2016年)における最大開瞼時間のカットオフ値の設定のための検証をしました。その結果、最大開瞼時間は、ドライアイ診断の必須項目である涙液層破壊時間*2と正の相関を認め、ドライアイ患者では有意に低下していることを明らかにしました。さらに、最大開瞼時間12.4秒以下は、感度82.5%でドライアイの可能性を示しました。本結果は、最大開瞼時間がドライアイ診断における簡易なスクリーニング検査として有用であるだけでなく、セルフチェックの指標となることを示しました。本研究は、Scientific Reports誌(2018年9月7日付)に発表されました。

引用:ドライアイのセルフチェックに有用な最大開瞼時間を検証 - 産経ニュース

ドライアイの4つの原因と対処法

ドライアイは涙の量が減ったり、涙の蒸発が多くなると発生します。

詳しい原因と対処法を説明します。

1.まばたき不足

まばたき不足は涙が蒸発し、瞳が涙でおおわれなくなってしまいます。

まばたき不足により読書やスマホ、パソコンなど、何かに集中するとまばたきの回数は半分以下に減ってしまいます。

対処法:まばたきを意識する

ハードコンタクトを装着しているかたはドライアイに関わらず、まばたきを意識してコンタクトを瞳の上で動かすことが大切です。

ハードコンタクトは涙の上に浮いている状態なので、まばたきをしっかり意識して、新鮮な涙に入れ替えることが大切です。

2.空気の乾燥

室内や車内の乾燥していると目はすぐに乾燥していまいます。特にエアコンは長時間使うと空気が乾燥します。

とくにエアコンの風が当たると目が乾燥しやすくなります。

対処法:湿度調整をする、目薬をさす

湿度は50%~60%が理想です。加湿器や、濡れタオルなどで湿度調整をしましょう。

湿度が上げられない場所にいるときは目薬を携帯して、小まめに目薬を使うといいです。目薬は防腐剤不使用の、涙と同じ成分のものが目に優しくておすすめです。

3.パソコンやスマホ

パソコンやスマホは凝視しやすく、まばたきが減ってしまいます。また、一点を見つめるのでつい目を酷使してしまいます。

眼精疲労が溜まりやすいので目の健康に大敵です。

対処法:小まめな休憩と、高さ調整できるディスプレイに変える

パソコン作業は適度に休憩を入れ、なるべく目を疲れさせないようにするのが大切です。

しかし、デスクワークなどではどうしても長時間パソコンを凝視しなければなりませんよね。

そこで目に優しいディスプレイを使いましょう。

IPS液晶は目に優しいため、長時間の利用におすすめです。

また、モニターは目線と水平にするの1番疲れにくい高さです。

私が使用しているIIYAMAのモニターはIPS液晶で、高さ調節ができる優れもの。

さらにギラツキやまぶしさがなく全然疲れません。

4.マイポーム腺のつまり

ドライアイ マイポーム腺

マイボーム腺が汚れたりつまってしまうと油分調整ができなくなり、ドライアイを引き起こします。

マイボーム腺はまぶたとまつけの境目のキワにあります。主に涙の油分を調整しています。化粧をする女性に多いトラブルです。

対処法:まぶた周辺を清潔に保つ

ドライアイがひどいときはアイメイクを控え、まぶた周辺を清潔に保つようにするのもおすすめです。

ドライアイの予防法

ドライアイになるとますますドライアイになるという悪循環を引き起こします。

ドライアイにならないようにする予防も大切です。

 ホットタオル

目を温めることでピントを合わせるために使っていた目の筋肉をほぐすことができます。

血行が良くなると疲労物質も流れていくので目の疲れが和らぎます。

あずきのチカラはレンジで温めることができ、あずきの香りもリラックスできますよ。ホットタオルよりも保温効果が高いのでじんわり目をほぐすことができます。

マッサージ・ツボ押し

ドライアイにおすすめのツボ イラスト

マッサージやツボ押しは目の疲れがラクになります。

ツボの位置の紹介イラストを載せましたが、自分で押して「イタ気持ちいい」と感じる部分で大丈夫です。

目の周りの他に、首や肩のマッサージもおすすめですよ!

まとめ:目の乾燥対策でドライアイを防ごう

ドライアイの原因や対処法についてご紹介しました。

目の乾燥をほうっておくと目の表面を傷つけることになります。また、目がヒリヒリするなどの不快感で日常生活に支障が起こる場合も。

周囲の環境を整えたり、小まめに目薬をすることでかなりラクになります。

また、適度に休憩を入れたり、マッサージをしたり眼精疲労を溜めないようにすることも大切です。

ドライアイの症状が続く場合や、痛みがひどいときは早めに眼科を受診するようにしましょう。

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