お尻の乾燥は石けんが原因!おすすめの弱酸性石けん3選

やまみ
こんにちは!
元エステティシャンのやまみです♪

この記事ではお尻の乾燥対策について紹介しています。

お尻が乾燥して「カサついている」「痒い」「ゴワついている」という状態、少しでも早くケアしたいですよね。

痒くても人前ではかけない部位ですし、痒みを我慢するのってすごく辛いものです。

お尻のカサつきや、乾燥からくる痒みは「入浴方法」を見直してみましょう。具体的には、お湯の温度洗い方、そして使用している石けんです。

間違った「入浴方法」を続けていると、肌を守っていくれている「必要な皮脂」まで洗いすぎてしまいます。それが乾燥肌の原因にもなるのです。

お湯の温度や身体の洗い方、そして石けんを見直すことで「肌のバリア機能」をアップさせ、カサつきや乾燥しないようになります。

石けんはアルカリ性よりも酸性のほうが肌のバリア機能を奪わないので、乾燥肌のかたには「弱酸性石けん」おすすめです。

この記事ではお尻が乾燥する原因や、乾燥肌にならない入浴方法について解説しています。

おすすめの弱酸性石けんも紹介していますので、石けん選びの参考にしてください

よくあるお尻の乾燥トラブル

まずはよくあるお尻の乾燥トラブルについて解説します。

カサついているだけならまだいいのですが、乾燥状態がずっと続くと以下のようなトラブルが起きる可能性があります。

ありがちな「おしりの乾燥トラブル」
・肌が硬くなりゴワつく
・黒ずみ
・くすみ
・ニキビ
・敏感肌
・かゆみ

1つずつ説明しますね!

1.肌が硬くなりゴワつく

肌が硬く手触りがゴワついたり、ザラザラした感じになることがあります。

乾燥肌になると肌の弾力が不足するからです。

ゴワついた肌になると外部の刺激から弱くなり、ますます乾燥がひどくなることがあります。

ビタミンCが含まれた化粧品など、多少刺激があるものを使ったときにしみることがあります。

2.黒ずみ

乾燥が直接黒ずみの原因ではありません。

しかし乾燥した肌は、大小さまざまな炎症を起こしています。

炎症が起こったあとは必ず黒ずみ(色素沈着)を起こすので、お尻の黒ずみが次第に目立つようになってくるでしょう。

3.くすみ

くすみは、黒ずみほど目立つものではありません。

乾燥した肌はツヤがなく潤いがない状態です。肌表面の透明感がなくなるので肌色が暗く、くすんだように見えます。

4.ニキビ

肌が乾燥するとバリア機能を保とうとして皮脂が過剰に分泌されます。

皮脂が毛穴につまるとニキビになります。

肌がカサついているのに、お尻にニキビができてしまったかたは乾燥ケアと当時にニキビケアも大切です。

5.敏感肌

乾燥肌が悪化すると敏感肌になります。

潤いと皮脂が不足した状態が続くと、角質がまばらに剥がれた状態になります。

これは肌のバリア機能が低下しているとも言えます。

敏感肌になってしまうと、クリームや衣類、マッサージなどの小さな刺激にも弱くなってしまいます。

敏感肌になると、肌が赤くなったり、かゆくなったり炎症をよく起こすようになってしまうので注意しましょう。

6.かゆみ

乾燥が進むと肌が刺激に弱くなり化粧品や、汗、色々な要因でかゆみが生じることがあります。

湿疹ができてしまったり、かゆみが治まらない場合は乾燥性皮膚炎の可能性もあります。皮膚科で相談してみましょう。

乾燥肌になるしくみとは?

肌が乾燥するしくみ 肌断面図

肌が乾燥すると、カサついたりゴワついたりします。

天然保湿因子は角質細胞の中で水分と結びついて潤いをキープする成分です。また、角質細胞間脂質セラミドとも呼ばれて水分の蒸発を防ぎます。

さらに皮脂が肌の表面で水分の蒸発を防いでくれるのです。

しかし、乾燥肌は水分を保持して逃さない働き上手く作用していない状態と言えます。

角質層が乾燥すると肌が厚くなり、ゴワついた感じになります

お尻が乾燥する3大原因

女の子

お尻が乾燥する原因にはいくつかありますが、以下の3つが最も多い原因です。

おしりが乾燥する原因
・加齢
・洗いすぎ
・保湿不足

1つずつ解説していきますね♪

1.加齢

乾燥の原因の1つに「加齢」が挙げられます。

個人差はありますが30歳前後から皮脂の分泌量が落ちてくるのです。

皮脂の分泌量が少ないと、肌の表面がカサついたりゴワついたり、場所によっては粉をふいたようになります。

2.洗いすぎ

肌が乾燥しているかたの場合、石けんでゴシゴシと念入りに身体を洗うのは「洗いすぎ」の可能性があります。

人の肌は弱酸性の皮脂膜で保護されているので、あまりゴシゴシこするとその皮脂膜を落としすぎて乾燥肌になってしまうのです。

優しく洗っていたとしても、多くの石けんは「弱アルカリ性」で洗浄力が高いです。皮脂膜は弱酸性なので、アルカリ性の石けんで身体を洗うと皮脂膜を中和してしまいます。

その結果、皮脂の落とし過ぎとなり肌がカサカサになってしまうのです。

健康な肌の場合はアルカリ性の石けんを使ってもトラブルはおきません。

なぜなら、皮脂を取り去ってもまたすぐに分泌されバリア機能が正常に働くからです。

しかし、乾燥肌の場合は「皮脂を取り去る」という行為が肌トラブルになってしまいます。

洗いすぎには「こする」と「石けん」によるものの2種類があります。

3.保湿不足

肌のバリア機能が低下している乾燥肌のときは、「皮脂」や、角質層にある「天然保湿因子」の分泌が少ない状態です。

肌表面の皮脂膜が足りないと、角質に溜め込んだ潤いが蒸発してしまいますし、角質層にある天然保湿因子が足りないと、角質層に潤いをとどめておくこともできません。

そのため、保湿不足を補うためには「潤いを補う成分」「潤いを逃さない成分」の2種類を補うことが大切です。

乾燥を防ぐ入浴方法

お風呂でリラックス イラスト

入浴方法に気をつけるだけでも肌の乾燥を防ぐことができます。

以下の3点について見直してみましょう。

  1. 洗いすぎないこと
  2. 温度や長湯に注意
  3. 入浴後はすぐに保湿する

1つずつ説明していきますね♪

1.洗いすぎないこと

石けんの成分は「石けん素地」で弱アルカリ性

身体の洗い方を見直してみましょう。

タオルでゴシゴシとこすっているかたは、手の平いっぱいの泡で優しく洗うようにします。乾燥がひどい部位は石けんをつけないで洗っても、大丈夫です。

石けんの成分表のところに「石けん素地」と表示されているものは「弱アルカリ性」です。

洗い上がりはサッぱりしていますが、洗浄力が強く、肌には刺激が強いです。

ボディソープは「カリ石けん素地」が使われていることが多いですが、要は固形か、液体かの違いで同じく洗浄力が強いです。

身体を洗ったあとすぐに、乾燥が気になるかたやカサつくかたは、アルカリ性石けんを見直して弱酸性石けんを使ってみましょう。

2.温度と長湯に注意

シャワーや浴槽の温度が高いと、皮膚の乾燥の原因になります。

温度は40度以下で、できれば38~39度くらいが肌には優しいです。

また、長湯はリラックス効果が高いですが、皮膚のことを考えると短めに入ることをおすすめします。

3.入浴後はすぐに保湿する

皮膚の表面温度が高い状態だと、蒸発スピードも早くなります。

お風呂あがりはすぐに保湿をして水分を蒸発させないようにしましょう。

乾燥肌におすすめの弱酸性石けんを3つ紹介

石鹸

乾燥肌におすすめなのは弱酸性の石けんです。アルカリ性の石けんは刺激や脱脂も強いのでさらに乾燥してしまいます。

弱酸性石けんの注意点としては、肌には優しいのですが、洗浄力が弱いので皮脂分泌が多い部位は肌荒れしてしまう可能性もあります。また、洗い上がりが「ヌルヌル」していてサッパリ感がありません。

石けんによっても洗い上がりは違いますので自分に合うものを探してみましょう。

ここでは、おすすめの弱酸性石けんを3つ紹介します。

 ロート製薬 ケアセラ ボディウォッシュ(450ml)

ロート製薬 ケアセラ 天然型セラミド7種配合 セラミド濃度10倍泡の高保湿 全身ボディウォッシュ ピュアフローラルの香り 450mL

7種類の天然型セラミドを配合したボディウォッシュです。

洗うたびに肌のセラミドを守り、肌のバリア機能をキープ

肌に必要なうるおいを守りながら、汚れだけを洗い流すことができる優れものです。

泡タイプなので、泡立て不要なのも便利ですね。

香りがフルーティーローズとボタニカルガーデンでどちらも独特の香りがあります。

香りが苦手というかたはケセラベビー無香料なのでおすすめです。

ポンプ式ですが1回の洗浄に5~6回はプッシュしないと全身を洗えないので減りは早いです。

また、セラミドが含まれていますがあくまでも「今あるうるおいを守る」ということなので、入浴後はしっかりと保湿する必要があります。

お値段も手頃なので洗浄力の弱いボディソープを使ってみたいというかたにおすすめです。

 持田ヘルスケア コラージュフルフル泡石鹸(150ml)

コラージュフルフル 泡石鹸 ピンク 150mL (医薬部外品)

ベビーソープなどに使われているアミノ酸系の洗浄成分が使われた弱酸性ボディソープです。

デリケートゾーンのムレニオイ、そしてかゆみに悩んでいるかたから人気があります。

有効成分にミコナゾール硝酸塩が含まれていて、抗カビ&殺菌細菌の増殖を抑制します。

デリケートゾーンには脇と同じ「アポクリン腺」があるのでムレて細菌が増殖すると独特のニオイを出します。

ミコナゾール硝酸塩はニオイの発生を抑えてくれる頼もしい成分です。

もちろん全身を洗うこともできますよ。

生理中やナプキンかぶれの時期にだけ使いたいというかたにもおすすめです。

コラージュフルフル 泡石鹸 ピンク(300ml)【コラージュフルフル】

ボディプレックス デリケートゾーン泡ソープ(120g)

こちらはキヨラ(KIYORA)から販売されているデリケートゾーン専用の泡ソープです。

少量でも柔らかくもっちりした泡で洗え、2プッシュなら3カ月もつのでコスパもOK。

ソープの洗浄成分はココイルグルタミン酸Kなどで、どちらもベビーソープで使われているアミノ酸系の洗浄成分です。

洗浄力はかなり穏やかなのが嬉しいですね。また、6種類のボタニカル成分潤いを守り、ニオイをケアできます。

まとめ:お尻の乾燥させない石けんでケアしよう

お尻の乾燥はゴワつき黒ずみ、そしてかゆみへと繋がります。

まずは入浴方法を見直して皮脂を取りすぎないようにすることが大切です。

肌はこすらずに、泡で優しく洗うといいですよ。

それでも乾燥が続くようなら石けんを「弱酸性」に変えてみましょう。

洗浄力が優しいのが全て良いというわけではありません。洗浄力が弱すぎるとポツポツができてしまったりと肌トラブルになることもあります。

今回、3種類の石けん(ボディソープ)を紹介しました。

どれも弱酸性で優しい洗浄力です。

お尻やデリケートゾーンはムレやすく、またニオイも気になるところで、他の部位とは環境が違います。

デリケートゾーン専用の石けんを使うのもおすすめですよ。

ぜひ、すべすべなお尻を目指してくださいね♪

コラージュフルフル 泡石鹸 ピンク(300ml)【コラージュフルフル】

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