皮膚科やエステサロンでも販売されているスキンピールバー。
くすみ肌やニキビケア、そして黒ずみ解消ができるとリピーターが多いアイテムです。
特に、長時間のマスク着用でニキビなどのトラブルが起きてしまったり、肌荒れが起きてしまっているかたはスキンピールバーで肌の調子を整えることができますよ。
スキンピールバーは4種類あるので、肌質や、悩みにあわせて選ぶことをおすすめします。
この記事ではスキンピールバーの選び方や使い方、そして注意点をまとめています。
もくじ
ピーリング石けんの効果
ピーリング石けんを使うと肌のターンオーバーを促すことができます。
肌のトラブルは肌の新陳代謝が乱れることが原因なのはご存知でしょうか?
ピーリングは皮膚の表面を溶かし、皮膚が自然に回復する力を利用して、皮膚の再生を促していく方法です。
皮膚を溶かすのは危険!?
ピーリングはグリコール酸などの化学薬品で皮膚を溶かします。
「皮膚を溶かす」ときくとなんだか恐ろしい感じがしますね。
でも安心してください。
自然と落ちきれなかった古い角質を溶かすだけで、必要な皮膚まで溶かす心配はありません。
皮膚科でおこなう本格的なケミカルピーリングと違って、ホームケア用のピーリング剤は濃度も低いので安心して使うことができます。
ピーリング石けんはこんなお悩みにおすすめ
ピーリング石けんは以下のようなお肌のお悩みを持つかたにおすすめです。
- 毛穴が目立つ
- 黒ずみが気になる
- キメが乱れている
- ニキビができやすい
- 肌荒れしやすい
特に、年齢が上がっていくると、肌の新陳代謝も遅れてきます。
キメが荒くなったり、肌が乾燥が気になるようになってくる30代以降はピーリングは定期的におこなうほうがいいでしょう。
石けん成分の他にピーリング成分が配合されています。
スキンピールバーの選びかた
スキンピールバーは全部で4種類あります。
特徴や選び方をまとめました。
【青】敏感・乾燥
青色の「AHAマイルド」は4種類の中でピーリング効果が1番弱い石鹸です。
そのため、はじめてスキンピールバーを使うというかたにもおすすめ。
ピーリング効果が弱いといっても、泡パックをすると少しピリピリ感はあります。
使用頻度や泡パックの時間で自分好みに調整できるので、使いやすいですよ。
- スキンピールバーを初めてつかう
- 顔メインで使いたい
- 吹き出物
- ザラつき
- 白ニキビ
【緑】普通肌
洗顔だけではなく、ボディケアと併用したいなら緑の「AHA」石鹸がおすすめです。
突発的にできる吹き出物や、ちょっと頑固な小鼻周りの角質ケア、そして背中のニキビ対策などなど、1つ持っていると重宝します。
洗顔後はつっぱりやすいです。
保湿はいつものケアに美容液やクリームなどをプラスしてしっかりとおこないましょう。
- 角栓が目立つ
- 吹き出物がでる
- ボディケアにも使いたい
- ひじやひざなどのガサつきに
【赤】脂性・ニキビ肌
ピーリングの強さは「緑」の「AHA」と同じで、ティートゥリーオイルを配合しています。
ティートゥリーは殺菌作用が強いアロマオイルで、ニキビ肌にもぴったりです。
ピーリングジェルだとニキビを擦ってしまいますが、スキンピールバーなら泡で優しく洗えるので優しくケアができます。
赤ニキビが顔全体にあっても使えるので、ニキビに悩んでいるかたは1度使ってみてほしいアイテムです。
- 脂性肌
- ニキビができやすい
- ニキビ用石鹸で満足できなかった
【黒】くすみ・黒ずみ
くすみや黒ずみに悩んでいるかたから「透明感がでる」と評判のアイテムで、エステサロンでもこのハイドロキノールが4つの中で1番人気でした。
ピーリング濃度は青のマイルドと同じなので、顔や、ワキ、ビキニラインなどの皮膚の薄いところのケアにも使えます。
週に1~2回の泡パックで肌の透明感がUPして肌が生き生きしてきます。
- くすみ肌
- 加齢肌
- 黒ずみケアに
スキンピールバーの使い方
スキンピールバーは泡立てネットでしっかり泡立ててから使います。
手のひらいっぱいくらいのキメの細かい泡をつくり、こすらないように洗顔します。
水分が多すぎるとキメの粗い泡になってしまうのでツンと立つくらいのしっかりした泡をつくりましょう。
泡パックでピーリング効果UP
ザラつきが改善しないというかたは、泡パックでじっくりピーリングケアをしてみてください。
泡立てネットでツンと立つくらいのしっかりした泡をたっぷりとつくり、ピーリングしたい部位にのせます。
2~3分経ったら洗い流します。
注意
使用上の3つの注意点
スキンピールバーはクリニックなどでピーリングよりもずっと濃度が低く作られているので、自宅で気軽に使うことができます。
しかし「角質を溶かす」効果があるので間違った使い方をすると肌を痛めてしまったり、乾燥肌になってしまいまいます。
スキンピールバーを使うときは、次の3つのことを注意してください。
1キズやニキビを避ける
肌にキズがあったり、ニキビがジュクジュクしているときは症状が悪化するおそれがあるので使用しないようにしましょう。
2目周りと唇の泡パックはNG
また、皮膚の薄い目の周りや唇などは皮剥けの原因になるので注意してください。
粘膜部分も避けて使用しましょう。
3使用回数は様子をみながら増やす
朝晩使っても大丈夫な石鹸ですが、私の経験上そこまで頻繁に使わなくても肌の変化が感じられます。
皮膚の厚さは部位によって違います。
例えばまぶたの厚さは0.6ミリでサランラップと同じくらいの薄さ、手のひらは1.1ミリほどです。
そこで、顔とボディではピーリング回数は変えたほうが、トラブルが起きづらいでしょう。
・ボディ→一日おき
まずは上記の回数ではじめてみて、様子をみながら増やしていきましょう。
スキンピールバーは溶けやすい
スキンピールバーは普通の石けんに比べて溶けやすいです。
湿度の高い場所に置きっぱなしや、水気が多いままだとドロドロになってしまうことも。
使ったあとは、お風呂に置きっぱなしにせずに風通しのいい場所に移動させることも大事です。
現品サイズなら4分の1ほどに包丁でカットして使うのもアリです。
初めてなら「青」を選べば失敗なし!
スキンピールバーは肌の新陳代謝をアップし生き生きとした肌に生まれ変わらせるのを助けます。
なので、どんな肌悩みのかたにも使えるスグレモノ。
4種類のどのカラーを選んだらいいかわからないかたは、青のマイルドを選んでおけば間違いありません。
使う回数や、泡パックの時間でピーリング効果を調整できるので、ピリピリ感が苦手、肌が弱いかたも青を選んでみてください。
でも、1番はミニサイズのソープで試しに使ってみるのがいいかもしれません。